最高級のコーヒー豆ってどんな種類なの?
ギフトやプレゼントにおすすめの最高級コーヒー豆を知りたい!
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
- 最高級コーヒー豆のランキング
- ギフト・プレゼントにおすすめの商品
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
続きはこちら
コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう。
第1位. 最高級コーヒー豆ならこれ!ギフトにもおすすめ「ブラックアイボリー」
最高級コーヒー豆第1位は、「ブラックアイボリー」。
ブラックアイボリーの豆は、タイが原産のコーヒー豆を使っています。
こちらは「コピ・ルアク」という豆と同様に、動物の糞から採取されているコーヒー豆です。
ブラックアイボリーの場合には「象」になります。
象は大量のバナナなどの果物を摂取するので、コーヒー豆にも独特のフレーバーが付与されます。
食べたコーヒー豆の3%くらいしかブラックアイボリーとして使用出来ないため、生産量は極めてわずかです。
非常に心地の良い落ち着いた味と、強い香りが魅力的です。
非常に奥深い香りがあり、チョコレートやナッツ類のような印象もあります。
口当たりもまろやかで苦みの少ないコーヒーと言っていいでしょう。
ブラックアイボリーコーヒーの値段
100g換算にすると30,000円を超えるとされています。
ネットでは35gで1万円ほどの値段で売られていますが、1杯のコーヒーに使用されるコーヒー豆の量は12gほどです。
つまり、3杯で1万円以上ということです。
好きの方であれば一度は試してみたい1杯でしょう。
パッケージもおしゃれでギフトにもおすすめだね!
第2位. 特別感のある最高級コーヒー豆「カペ・アラミド」
最高級コーヒー豆第2位は、「カペ・アラミド」。
カペ・アラミドは、「コピ・ルアク」と同じコーヒー豆ですが「コピ・ルアク」の場合、人間が意図的にジャコウネコに餌としてコーヒーの果実を食べさせるのに対して、カペ・アラミドは野生のジャコウネコからコーヒー豆を採取しながら「天然」を追求しています。
そのため、コピ・ルアクより希少価値が高くなり、より高級に近づくというわけです。
- カペ・アラミド:天然のコーヒー
- コピ・ルアク:人口にコーヒー
野生感が強くムスクの香りが強い
実際、作られる工程がコピ・ルアクと同じであるため、味に関してはそれほど大きな違いはありません。
しかしながら、野生のジャコウネコから得られるので、より野生感が強くムスクの香りが感じられます。
また甘みも強く、ブラックが苦手な方でも飲みやすい印象です。
最高級コーヒー豆の特別感を味わうなら是非試してみたい豆でしょう。
カペ・アラミドの値段
カペ・アラミドの豆は100gで15,000円と、かなりの高級品種です。
コーヒーは、希少価値で価格が決まるというのがよく分かるはず。
最高級コーヒー豆というだけあるね!
第3位. ジャコウネコの糞からできる最高級コーヒー豆「コピ・ルアク(シベットコーヒー)」
最高級コーヒー豆第3位は、「コピ・ルアク」。世界一高いコーヒー豆とも言われる「コピ・ルアク」が3位にランクインしました。
インドネシアで生産されており、年間で数百キロしか輸出されていない希少価値の高いコーヒー豆になります。
コピ・ルアク(シベットコーヒー)は、ジャコウネコの糞から採取されるという特徴で世界一と言えそうなコーヒー豆でしょう。
コピ・ルアクは独特の香りが特徴です。
ジャコウネコの腸内での消化酵素や発酵によって、独特の香りが付いたコピ・ルアクは、その美味しさと希少性から非常に重宝されています。
衛生的にも大丈夫
そもそもジャコウネコの糞から採取ってどういうこと?衛生的に大丈夫なの?
このように思う方もいるはずでしょう。
作り方は、まず夜行性であるジャコウネコがコーヒーチェリー(コーヒー豆の実の部分)を食べることから始まります。
種(コーヒー豆となる)は消化されず排出されます。
この際にジャコウネコの体内で発酵することによって独特の香りが付与されてきます。
これを丁寧に洗って乾燥させたものが「コピ・ルアク」というわけです。
衛生上は、安心して飲むことが出来ます。
コピ・ルアク(シベットコーヒー)の値段
参考価格としては、日本国内の喫茶店で1杯8000円程度で提供されているところもあります。
価格変動が大きく、お店によって価格も異なるため、参考程度にしましょう。
通販などで購入しても1杯、2,000円から3,000円程度という超高額です。
第4位. 1杯2,000円前後の最高級コーヒー豆「パナマ・ゲイシャ」
最高級コーヒー豆第4位は、「パナマ・ゲイシャ」。
最高級コーヒー豆として、近頃非常に話題なのが「パナマ産 ゲイシャ」になります。
ゲイシャ種と呼ばれる品種は、世界最高級のコーヒー豆であり、2004年のコーヒー品評会”ベスト・オブ・パナマ”で当時の過去最高額で落札された最高級のコーヒー豆です。
コーヒーチェリーの実りが非常に少ないため、1粒1粒の栄養価がかなり高いのも特徴。
鮮やかではっきりとした特徴的な風味があり、世界中のコーヒー愛好家から絶賛されるほどの味わいです。
栽培が困難で、収穫量が少ないため希少価値があり、世界最高級のコーヒー豆としての人気を誇ります。
パナマ・ゲイシャの値段
パナマ・ゲイシャの値段は、100gで2,500円~3,500円程度で販売されています。
あの有名なカフェである、スターバックスでも売られていて、1杯2000円程度になります。
通販でも安く買えるから、プレゼントやギフトにするならamazon・楽天で買うのもアリだね。
第5位. 最高級コーヒー豆として有名「ブルーマウンテン」
最高級コーヒー豆第5位は、「ブルーマウンテン」。
ブルーマウンテンは、最高級コーヒー豆の一つです。
「コーヒーの王様」とも呼ばれることのあるブルーマウンテンですが、他のコーヒー豆との違っていて、味のバランスが優れています。
コーヒーには酸味・甘み・苦味・コク・香りといった味わいの要素が含まれているわけですが、そのバランスが絶妙であるところが最大の特徴です。
人によって味の感じ方は異なりますが、「一度は高級なコーヒーを飲んでみたい」という方にとっては入門編とも言えますのでぜひ試してみてください。
ブルーマウンテンの生産地は、カリブ海に浮かぶ島・ジャマイカです。
標高1000メートル前後の高地でしか栽培することが出来ず、環境が違えば育たなくなってしまうデリケートなコーヒー豆でもあります。
そのため、生産量が少なくなります。
結果的に希少価値が高くなり、最高級品のコーヒー豆として扱われるようになりました。
もちろんすべて手作業で栽培・収穫されているため、手間も掛かっているというところも値段が上がる原因と言えます。
ブルーマウンテンの値段
喫茶店で飲むとなると、1杯1,000円から2,000円程度です。
コーヒー豆で100g入り1,000円~3,000円という値段でしょう。
またここで注意が必要で、高級がゆえに偽物も多く出回っています。
本物のブルーマウンテンを味わうのであれば「ブルーマウンテンNo1」といった表記のあるものを選んでください。
最高級コーヒー豆の味と値段は比例するとは限らない
前提として「高級なコーヒー豆だから美味しい」、これは必ず比例するとは限りません。
理由は以下の通りです。
- コーヒーは嗜好品であるため「美味しい」の定義が一人ひとり違う
- 収穫・選別・焙煎・抽出の工程や保管状態で品質が保たれなければ、本質的に美味しく感じないため
- 希少価値のある品種・銘柄が高騰しているため
このような理由があります。
コーヒー豆は嗜好品
おさえて置かなければならないのは、コーヒー豆は嗜好品だということです。
味覚は人それぞれ異なります。
一定以上のクオリティがあった場合は、その味を「美味しい」と支持する方はかなり増えます。
コーヒーにとってのクオリティとは言い換えれば「品質」でしょう。
保管状態での品質
各工程の中で、著しく品質を下げる原因があれば結果的に消費者が「美味しい」と判断する可能性が低くなってしまいます。
つまり劣化してしまっているということです。
高品質での状態でコーヒー豆を保存したい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
希少価値のあるコーヒー豆
これもコーヒーに限ったことではありませが、入手しにくいものは値段が高騰するには当たり前です。
コーヒーも同様に、近年のブルーマウンテンが良い例でしょう。
「さび病」と呼ばれる病害によって出荷量が減り、結果として希少価値が上がりました。
そのため、簡単に「高額=美味しい」と判断してしまうと、その価値を実感できないかもしれません。
品格ある最高級コーヒー豆を一度飲んでみよう!
いかがでしたでしょうか?
「最高級コーヒー豆ランキングTOP5!ギフトやプレゼントにおすすめ」というテーマでお伝えしました。
最高級コーヒー豆はその分希少価値も高く、すぐに売り切れてしまうことが多いです。
今では通販でも購入することができますが、入荷したとしても早い段階で品薄になります。
そのようなことを防ぐためにも、今回紹介した最高級コーヒー豆を参考にしながら是非通販で買ってみてください。
コメント